「母が一人で暮らす実家、この先どうしたらいいんだろう」
「親はまだ元気。でも、階段や庭の手入れが大変そう」
「相続のことも気になるけれど、親には言い出しにくい」
実家に帰るたび、そんな思いが頭をよぎることはありませんか?
気になっていても、何から始めればよいのか分からず、時間だけが過ぎてしまうこともあると思います。
親の家のことは、売るか残すかを決める前に、今の状況を知るところから始められます。
今回は、実家のこれからを考えるときに確認しておきたい3つのことをご紹介します。
1.まずは、親が「どう暮らしたいか」を聞く
子どもから見ると、広すぎる家や不便な場所でも、親にとっては思い出や近所とのつながりがある、大切な住まいです。
いきなり「この家、どうするの?」と聞かれると、戸惑うこともあるでしょう。
まずは、日々の暮らしの話から始めてみてください。
- 「買い物に行くの、大変じゃない?」
- 「階段やお風呂で、困っていることはない?」
- 「これからも、この家で暮らしていきたい?」
家の話をする入口は、親の暮らしを気にかけるひと言です。
住み続けたいのか、もう少し便利な場所へ移りたいのか。親の希望が分かると、必要な準備も考えやすくなります。
一度の会話で結論を出す必要はありません。まずは気持ちを聞いてみましょう。
2.実家の名義と、維持にかかるお金を確認する
「親が住んでいるから、親の名義だと思っていた」
そんな思い込みがないか、一度確認しておくと安心です。
確認したいのは、主に次の項目です。
- 土地と建物が誰の名義になっているか
- 固定資産税が年間いくらかかっているか
- 住宅ローンが残っているか
- 雨漏りなど、修繕が必要なところはないか
- 保険料や庭の手入れなどに、どのくらい費用がかかるか
分かる範囲で、固定資産税の通知書や家に関する書類をまとめておきましょう。名義は登記事項証明書などで確認します。
分からない項目があっても大丈夫です。「何が分からないか」が見えるだけでも、準備は一歩進みます。
3.「住み続ける・売る・貸す」を比べてみる
実家の今後には、いくつかの選択肢があります。
住み続ける
親の希望を大切にしながら、修繕や片付け、見守りなどを考えます。今の家で無理なく暮らせるか、生活費や維持費も含めて確認しましょう。
売却して住み替える
家の管理の負担を減らしたり、暮らしやすい場所へ移ったりする選択肢です。売却価格だけでなく、引っ越し先の費用や、その後の暮らしまで考えることが大切です。
家を残して貸す
家を残しながら活用する方法です。ただし、どの家でもすぐに貸せるわけではありません。地域の賃貸需要、修繕費、管理の負担などを調べてから判断します。
大切なのは、ご家族の希望と家の状況に合う方法を選ぶこと。
「実家を売るか迷っている」という段階でも、選択肢を比べるための情報は集められます。
今日できるのは、小さな一歩で十分です
全部を一度に進めようとすると、気が重くなるかもしれません。
まずは、次のうち1つだけやってみませんか?
- 親に、今の暮らしで困っていることを聞く
- 家に関する書類の保管場所を確認する
- 自分が気になっていることを3つ書き出す
実家のことは、家族だからこそ話しにくい場合もあります。そんなときは、先に自分の考えを整理してから、親や兄弟姉妹に話す方法もあります。
親に話す前のご相談も大丈夫です
ナチュラルジャパンでは、親の家や相続した不動産について、今の状況とこれからの選択肢を一緒に整理しています。
「まだ親には話していない」
「売るかどうかは決めていない」
「何を確認したらいいのか知りたい」
そんな段階からご相談いただけます。住まい・不動産の視点で整理し、相続手続きや税金などの確認が必要な場合は、各分野の専門家と連携して対応します。
「親の家が気になっています」のひと言から
相談のために、すべての書類や情報をそろえる必要はありません。
初回相談は無料です。
お問い合わせフォームには、例えば次のようにお書きください。
「母が一人暮らしをしている実家について相談したいです。まだ売るかは決めていませんが、何から確認すればよいか教えてほしいです。」
分かる範囲で、実家のある地域や気になっていることを添えていただければ大丈夫です。

