「実家を相続したけれど、遠くてなかなか帰れない」
「売る決心はつかない。でも、このままで大丈夫?」
「帰省するたびに、庭の手入れと掃除で終わってしまう」
遠方の実家が空き家になると、気持ちの整理に加え、管理の負担も気になります。
売るか残すかをすぐに決められなくても、決めるまでの管理方法は考えておきたいところです。
今回は、相続した空き家について、最初に整理したいことをご紹介します。
1.「最後に確認した日」を把握する
まずは、いつ、誰が、家のどこを確認したかを振り返りましょう。
外から様子を見ただけなのか、室内に入って確認したのかでも、分かることは違います。
- 玄関や窓の施錠
- 郵便物のたまり具合
- 庭木や雑草の状態
- 天井や壁の雨漏りの跡
- 室内の湿気やにおい
- 外壁など、目に見える傷み
空き家の管理では、定期的な点検とお手入れが基本になります。気になる変化があれば写真に残し、日付も記録しておきましょう。
屋根に上るなど危険な確認は、ご自身で無理をせず専門業者へ相談してください。
2.確認する人と、連絡先を決める
兄弟姉妹がいる場合も、「誰かが見ているはず」になっていないか確認しておきましょう。
決めておきたいのは、次のようなことです。
- 誰が現地を確認するか
- 鍵を誰が保管するか
- 不具合があったとき、誰に連絡するか
- 修繕や管理費用を、どう相談して決めるか
一人だけに負担が偏っているなら、その状況も共有したいところです。
近隣の方に緊急時の連絡先を伝える場合も、日常の管理まで頼りきりにならない方法を考えましょう。
3.「管理にかかるお金」を書き出す
実家を残しておく場合、固定資産税だけでなく、さまざまな支出があります。
- 保険料
- 庭の手入れや清掃費用
- 修繕費
- 管理を依頼する費用
- 現地へ通う交通費
さらに、ご自身の時間や体力の負担もあります。
年間でどのくらいの費用と手間がかかるかを見えるようにすると、家族で今後を考えやすくなります。
4.通えない場合は、管理を依頼する方法も
遠方に住んでいたり、仕事や家庭の事情があったりして、定期的に通うのが難しい場合もあります。
空き家の管理サービスを検討する際は、次の点を確認しましょう。
- 外観確認だけか、室内の確認も含むか
- 換気や清掃など、どこまで対応するか
- 写真付きの報告があるか
- 異常が見つかったときの連絡方法
- 通常料金と、追加作業の費用
必要な作業は建物や設備の状況によって異なります。依頼範囲を確認したうえで、無理なく続けられる方法を考えましょう。
5.管理と並行して、今後の選択肢を整理する
「思い出があるから残したい」
「使う予定がないので売却も考えたい」
どちらの気持ちも、すぐに整理できるものではないと思います。
まずは、売却価格の目安、貸せる可能性と必要な費用、残す場合の負担などを確認してみましょう。
家の状態や地域の需要によって、選べる方法は変わります。
情報を知ることと、売却を決めることは別です。判断材料を集めるところから始められます。
相続した実家・空き家のことを一緒に整理します
ナチュラルジャパンでは、相続した不動産について、売却・活用・管理の選択肢を整理するご相談を承っています。
一都三県を中心に、その他の地域も所在地やご相談内容に応じて対応方法をご案内します。
初回相談は無料です。
「遠方の実家が空き家です。売るかは未定ですが、管理の負担と今後の選択肢を相談したいです。」
そんなひと言から、お聞かせください。
有限会社ナチュラルジャパン
佐藤美由紀
参考:東京都住宅政策本部「空き家を取得した際にすべきこと」

