「親はまだ元気。でも、実家のことが気になっている」
「相続の話をしたら、お金をあてにしていると思われそう」
「兄弟姉妹で話したいけれど、何から話せばいいの?」
親の家や相続について考え始めても、本人には言い出しにくい。そんな気持ちはありませんか?
家族だからこそ、遠慮したり、話が重くなりそうで避けたりすることもあると思います。
最初から財産や相続の結論を出そうとせず、今の暮らしや希望を聞くところから始めてみませんか?
1.「この先どうする?」より、今困っていることから
いきなり「この家をどうするの?」と聞くと、親も返事に困ってしまうかもしれません。
まずは、普段の暮らしを気にかける言葉から始めてみましょう。
「最近、庭の手入れは大変じゃない?」
「買い物は、今のままで困っていない?」
「家のことで、手伝えることはある?」
住まいの話は、家を売るかどうかだけではありません。掃除、片付け、修理、日々の移動など、身近なことから話せます。
親が今どう感じているかを知ることも、実家のこれからを考える大切な一歩です。
2.書類の整理を、一緒に確認するきっかけにする
家に関する書類がどこにあるか、家族が知らないこともあります。
「大事な書類が分からなくなると困るから、保管場所だけ教えてもらえる?」
「家の書類をまとめるなら、一緒に手伝おうか?」
そんな声かけも、話すきっかけになります。
確認する内容は、最初は次のようなことで十分です。
- 家に関する書類の保管場所
- 固定資産税などの通知が届く場所
- 修理を頼んでいる業者や連絡先
- 家の名義を把握しているか
無理にすべてを見せてもらおうとせず、親が話せる範囲を尊重しましょう。
名義などが曖昧な場合は、必要な資料を確認しながら整理していきます。
3.自分の準備の話から、親の希望を聞く
親だけに準備を求めると、構えてしまうこともあります。
自分も暮らしや書類を見直している、という話から始める方法もあります。
「私も大事な書類をまとめようと思っているんだ」
「これからどこで暮らしたいか、最近考えるようになったよ」
その流れで、
「お母さんは、これからもこの家で暮らしたい?」
「もし今の暮らしが大変になったら、どうしたいと思っている?」
と、希望を聞いてみましょう。
子どもが考える安心と、親が望む暮らしは同じとは限りません。まずは答えを決めずに聞くことが大切です。
一度に全部話そうとしなくても大丈夫です
話し合いの最初から、家、預貯金、介護、相続をすべて取り上げる必要はありません。
今日は暮らしのこと。次は書類のこと。少しずつでも構いません。
話した内容は、親の了承を得てメモし、必要に応じて兄弟姉妹にも共有すると、認識の違いを確認しやすくなります。
親が話したくない様子なら、その日は無理に続けず、別の機会を考えましょう。
親に話す前に、自分の不安を整理する方法もあります
「どんな順番で聞けばいいのか分からない」
「不動産のことを聞かれても、自分では答えられない」
そんな場合は、先に子ども側が相談する方法もあります。
相談の場で、今分かっていること、まだ分からないこと、家族で確認したいことを整理しておけば、次の会話を考えやすくなります。
親の家・相続不動産の相談先を探している方へ
ナチュラルジャパンでは、親の家や相続した不動産について、状況を整理するところからお手伝いしています。
不動産の売却・活用・管理に加え、手続きや税務などの確認が必要な場合は、各分野の専門家と連携して対応します。
初回相談は無料です。親御様と一緒でなくても、ご家族からご相談いただけます。
お問い合わせには、例えば次のようにお書きください。
「親は元気ですが、実家の今後が気になっています。まだ本人には話していないので、何から確認すればよいか相談したいです。」
「まだ何も始めていない」という段階から、一緒に考えていきましょう。
ナチュラルジャパン
佐藤美由紀

