
まさか自分が…!相続放棄で気づいた“見えない迷惑”の話
【まさか自分が…!相続放棄で気づいた“見えない迷惑”の話】
ある日、母のもとに届いた一通の手紙。
差出人は市役所で、内容は──
「長年空き家のまま放置されている家があり、近隣からクレームが出ている。名義人を確認したところ、お母さまが相続人に該当しているようです」
…え? まったく身に覚えがない。
調べてみると、その家の持ち主は40年以上前に亡くなった祖母の妹で、しかもその方が20年以上も前に亡くなっていたことさえ知らなかったのです。
「他人より他人」のような親族なのに、相続人になる?
実はこうしたケース、意外とよくある話なんです。
相続というのは、血縁がある限り、どんなに疎遠でも相続権が回ってくる可能性がある。
そして、何も対応しなければ不動産や負債、固定資産税などの義務まで引き継ぐことになってしまいます。
相続放棄の手続きをして無事に解決しましたが…
今回は、市役所の担当者の方の丁寧な説明もあり、すぐに家庭裁判所へ相続放棄の申述を行い、無事に手続きは完了。
けれどもし気づかなかったら──
放置された空き家の管理責任や税負担が、母にのしかかることになっていたかもしれません。
相続は「財産がある人」の話ではない
この出来事を通して、改めて実感しました。
相続とは、財産の有無にかかわらず、準備をしていなければ、思いがけない迷惑を誰かにかけてしまうということ。
とくに空き家や使われていない土地は、「知らぬ間に放置され、相続人に請求がくる」ことも珍しくないのです。
✅ 相続で迷惑をかけないために、今できること
家族や親族に自分の財産・不動産について話しておく
エンディングノートなどに、簡単でも意向を記録しておく
必要に応じて、相続・家族信託・名義整理などの準備を専門家と進める
「うちは大丈夫?」と思ったら…
「うちには財産なんてないし…」
「遠い親戚のことまではさすがに…」
そう思っていても、突然の連絡ひとつで“他人の空き家”が自分の責任になることもあるんです。
相続のこと、家族のこと、空き家のこと──
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ちょっとした備えが、将来の「見えない迷惑」を防ぐ第一歩になります